せつない気持ちになるなら、山田詠美!おすすめの小説2冊

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せつない気持ちになる小説の王道は山田詠美の小説。その中でも高校生に焦点を置いたせつない気持ちになれる小説を二つご紹介します。

・ぼくは勉強ができない

誰もが自分が高校生の時に、この小説があったらと思うそんな小説です。

私はこの小説を大人になってみましたが、自分の中にくすぶっている何とも言葉にできない思いをこの小説の中ではしっかり表現されていて、なんて山田詠美は素晴らしいのだ!と思いましたね。

高校生の切ない気持ち、子供から大人になる時の心の変化、それを取りまく親や先生や周りの女の子たち。そんな人間関係が小説をどんどん盛り上げます。

また主人公の設定がとてもかっこよくて憎い。きっとこんな子がいたらみんなねたんだり、するだろうけれど、あいつかっこいいなあと注目を浴びる存在でもあるのです。

私は高校生の時にトイレに行くときも友達と連れだって行くほど、人間関係に過敏になっていたけれど、この小説を読んだら、そんな友達、友達でもなんでもなかった!もっと自分に自由になってもよかったんだと思わずにはいられません。

もう戻れないけれど、もし戻ることが出来たなら、もっと子供から大人になる思春期のこの気持ちに正直に、せつない恋愛をして、もっと人間関係に正直になって、もっと自分らしく思春期を送ることが出来たはず。

そんなことを思わずにいられない小説です。

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

・放課後の音符

これはまさしく高校生の時に読んだ小説です。私は女子高に通っていたので、男子との接点がなく、この小説に憧れまくったものです。そして小説を読むたびにドキドキしていました。恋をするとこんな風に感じるのかな?恋をするとこんな風にせつないのかな?と。

この本に出てくる数々の話は、高校生と少し年上の彼との恋愛を描いたもの。私には未知の世界でしたが、実際に自分が大学生になり、恋愛をしてみるとこのせつない気持ちが初めてわかりましたね。

相手が目の前にいるといいたいことがいえない、でもいいたいことがたくさんある。それを心の中でどのように解消したらいいのか全く分からないので、どんどんせつなくなるのです。

そんな苦しいときにもこの小説を読んでかなり助けられました。こんな風に正直になってもいいのかな?もっと彼に本心を言ってもいいのかな?と。この小説は私の恋愛の教科書のようなものです。

初めて読んだ時からもう20年たつのですが、いま読み返してもいつも新鮮に感じます。そして自分の年齢が変わるほど、少し恋愛に対する考え方が変わるので、何度読んでも飽きないのです。

本当にドキドキするせつない話で、恋愛中の人もまだ恋愛をしたことがない人にもおすすめしたい1冊です。

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

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