【カラーセラピストが贈るコラム第25回】今月はピンクリボン月間!「リボン運動」の意味について
|こんにちは。
女性のための学びと癒しのサロン 癒しの空間~麗斗の部屋~代表。
色彩コーディネーター、カラー講師、カラーセラピストの麗斗(れと)です。
今年の夏は猛暑でしたが、やっと秋らしくなってきましたね。
10月は、ピンクリボン月間です。
ピンクリボンは、乳がんの早期発見、早期治療の啓発運動ですね。
例年、スカイツリーや東京タワーなど、あちこちでピンク色のライトアップされるイベントが開催されますので、ライトアップを見に行かれる方も多いのではないでしょうか。
このリボン運動。ピンクリボンのほかにも、様々な色のリボン運動があります。
そこで、第25回は、リボン運動とリボンの色の意味について
【1】アウェアネス・リボン(Awareness ribbon)運動
リボン運動の総称は、「アウェアネス・リボン」。
直訳すると、「気づきのリボン」です。
このリボン運動は、ピンクリボンやレッドリボンのように、比較的知名度の高いものから、あまり知名度の高くないリボン運動もあります。
リボンを身につけたり、SNSなどで発信したり、ということがリボン運動になります。
では、リボンの色の意味は…?
一つの色で、数個の運動のシンボルカラーになっているため、多少紛らわしいかも知れませんね。
しかし、それぞれのリボンの色で、運動の内容が分かりやすくなっています(^_-)-☆
【2】運動とリボンの色の意味
リボン運動の中でも、カラーでイメージが分かりやすいものをいくつかご紹介します。
◇ピンクリボン:乳がんの早期発見、早期治療
アメリカで、家族を乳がんで失った人たちが「この悲しみを繰り返さないように」と願いを込めてスタートしました。
ピンクは、女性ホルモンを促す女性性のカラーです。
女性にとって、ひとごとではない乳がん。
今月は、ぜひ乳がん検診に行ってみてくださいね。
◇レッドリボン:エイズの理解と支援
もともとは、病気や事故で亡くなった方々への追悼の意味として、古くからヨーロッパでレッドリボンを使っていました。
その後、アメリカでエイズにより亡くなるアーティストに対して追悼、エイズ理解と支援の象徴リボンとなりました。
命の源、血液を表す色のレッドがシンボルです。
◇オレンジリボン:子どもの虐待防止
オレンジは、一家団欒の暖炉、キャンプファイヤーなどの炎が象徴物。
協調性や交流の色です。
子供たちが楽しく過ごせるように。子供たちの明るい未来を表現しているカラーです。
◇イエローリボン:障がいを持つ人の自立と社会参加
イエローが象徴するものは太陽です。
太陽系の中心で輝く太陽の色、イエローは明るさや自由、広がりを表します。
また、唯一の恒星であることから、個性の色です。
障がいのある方々が明るく生活することを表しています。
◇グリーンリボン:移植医療普及
グリーンは植物の色ですね。成長や再生を表すカラーです。
植物が接ぎ木をして強く元気になるように、いのちのつながりを表します。
◇パープルリボン:DV・暴力根絶
パープルは、男性性(レッド)と女性性(ブルー)、能動(レッド)と受動(ブルー)の混色でできるカラーです。
相反する意味を持つレッドとブルーの混色のため、わかりにくいカラーと言えますね。
身体的だけでなく精神的にも深く傷つくDV被害。
DVやセクハラは、男女問わず加害者・被害者どちらにもなりうる可能性があることも表します。
【3】その他のリボン
カラーは、様々なシンボルに使われます。
このほかにも、ブルーリボン、ホワイトリボン。
また、複数の色を組み合わせたティールアンドホワイトリボン、ピンクアンドブルーリボン、レインボーなど、いくつものリボン運動があります。
皆さんも、自分が支援したい色のリボン運動をしてみませんか?
ライター紹介
女性のための学びと癒しのサロン 麗斗の部屋~代表 麗斗(Reto)
色彩コーディネーター
星読みカラーセラピスト・アストロロジー☆カラー(R)セラピー本部
カラーセラピスト、占い師、マジシャンの3つの顔を持つ異色のセラピスト。
占い師として十数年間の活動の中で、こちらからの「アドバイス」ではなく、「自分自身での気づき」の大切さを伝えたく、カラーセラピスト、色彩コーディネーターの資格を取得。
自宅サロンではセッションのほか、各種カラーセラピスト養成講座、占い師養成講座を開講しています。
講座内容など、詳しくはこちら
HP https://retonoheya.com/
星読みカラーセラピー、アストロロジー☆カラー(R)
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