【海外ライフの専門家が贈るコラム第5回】春の訪れとイースター

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海外生活・バイリンガル子育ての助っ人さん、NY La Vie代表・グローバルライフコーチのマックギネス美和です。 
 
飛行機に乗ればほとんどの国に行けます。でも…。 
 
毎日の生活ってどうなっているの? 
季節の行事ってどんなことがあるの?
子どもたちはどんなことをして遊んでいるの?
 
観光地を訪れるだけではわからない「普通のこと」気になりますね。 
 
国際結婚・海外ワーママ・ロンドン・NY海外生活かれこれ20年。アジア・ヨーロッパ・アメリカ訪れた国は20か国以上。思えば遠くへきたもんだ。 
 
世界三大都市、ロンドン、ニューヨーク、そして東京で一生懸命に地道に働きながら子育てしてるライフコーチがお届けする、飛行機に乗らない・ビザのいらない「海外どこでもドア」通信。知ってみたいなよその国。NY・ロンドンの海外生活事情雑感。 
 
長い冬を過ごすニューヨーカーにとって春が待ち遠しい季節になりました。

この時期はイースターにちなんだチョコレートやかわいい卵やヒヨコの飾り物が店頭に並びます。

ところで。イースターって何でしょう?なぜウサギや卵がいきなり現れるのでしょうか?

1.キリスト教のちゃんとしたお祭り(復活祭)

イースターの飾り作り

当初はなぜにチョコレートやかわいいヒヨコや卵が店頭に並ぶのか不思議でした。

欧米の人もそんなに春が待ち遠しいのかぁ、日本人も桜を待ち焦がれるしなぁ、なんて勝手に思ったりして。

呼ばれるままに親戚の家でイースターのお祝い。

エッグハントに大はしゃぎする子どもたちを見ながら、いきなり現れる着ぐるみのウサギの唐突さに衝撃を受けたりしてました。

イースターは日本語で「復活祭」と訳されている、キリスト教のお祭りです。

イエス・キリストが復活した日に春の訪れ(復活)をお祝いします。

多産であるウサギは繁栄、卵は生命誕生の象徴。生命の復活と繁栄を祝うイースターの日に、イースターバニーが復活祭の卵(イースターエッグ)を運んできます。

2.卵を探せ!イースターの子どものゲーム:エッグハンティング

イースターのエッグハント

イースターの朝は子どもたちがとっても楽しみにしているエッグハンティングから始まります。イースターバニーが隠したイースターエッグを一生懸命探すゲームです。

子どもたちが寝静まったら親はせっせと家中にイースターエッグを隠します。朝起きた時に毎年驚く子どもたち。

過去に一度だけイースターエッグを隠すのを忘れました。まだ小さかった娘は「イースターバニーが来なかったからうちには春がこない」と号泣でした。

イースターエッグは本物のゆでたまごに絵付けをしたり、卵形のプラスチックケースにミニチョコレートやビーンズなどを入れて作ります。

イースターエッグ絵付けセットもお店に並び、様々な場所でイースターエッグの絵付けワークショップが催されます。家族やお友達と一緒にイースターエッグの絵付けをするのも楽しみの一つです。

エッグハンティングはイースター用のバスケットを抱えイースターエッグを見つけにいきます。小さいお子さんがバスケットを抱えて一生懸命イースターエッグを拾う姿はとてもかわいいです。

街中でイースターのイベントがあり、マンハッタンの中心セントラパークのエッグハンティングは特に人気。沢山の子どもたちが来るので探すほうも必死。

なかなか探せない小さい子もいるようで、ポケットに忍ばせ気が付かないように地面において拾わせる優しいパパもいるそうです。

ワシントンDCのホワイトハウスでは毎年卵を転がしてゴールするエッグ・ロールを開催、沢山の子どもたちが参加します。

自宅では隠した場所を覚えておかなければなりません。

自分でも忘れて思わぬ時にイースターエッグが見つかることがあります。

本物のゆで卵はしっかりどこに隠しておいたか把握しておかないと、ちょっと大変なことになるので要注意です。

3.Ash Wednesday(灰の水曜日)とLent (受苦節)

キリスト教の復活祭

イースターはキリスト教のお祝い、エッグハンティングは子どもの楽しみの行事の一つですが、実はイースターはその前から始まっています。

ある日突然、おでこに灰いろのしみのようなものをつけた人が街中にあふれる日があります。Ash Wednesday(灰の水曜日)と呼ばれる日です。

キリスト教徒はAsh Wednesdayに教会へ行き特別ミサでお祈りをします。

牧師から灰で十字架のしるしをつけてもらいLent(受苦節)と言われる断食の時期に入ります。

何も知らなかった時はハロウィーンとは別の何か仮装大会があるのかと、それにしては随分と沢山の人がおでこにシミをつけてるものだと、大変不思議でした。

キリスト教のお祝いのイースターが始まる46日前がAsh Wednesday、イースターまで何かをあきらめるLent(レント 受苦節)が始まります。

レントの間は肉食を控え、食事を控え、好きなことを一つGive Up(あきらめ)します。

金曜はお肉を食べない日で魚介類やパスタなどを食べます。

義理姉は、あきらめるというより、感謝する、許容する、相手とのつながりを意識する、より良い人になろうとする等「良い方向に変化」するという意識をもって何かをGive Upしたいと言い、「文句を言うのをやめる」「心配ばかりしない」というように内面を見つめたレントを過ごすようにしてると言ってました。

まとめ

イースターのお菓子
日本では春が学校など始まりの季節です。

キリスト教徒でなくても、意識して「文句を言わない」「愚痴を言わない」など新しい季節にむけて何かをGive Upする46日間はいかがでしょうか?

イースターが来たら思いっきり外でエッグハンティング。BUT!チョコレートの食べすぎにご注意です。チョコレートを食べたら歯磨きもお忘れなく!

【おまけ】 お菓子

イギリスの旗 イギリス : Let’s get some sweets.  
アメリカの旗 アメリカ : Let’s get some candy.
*Candyはお菓子の総称。飴以外のお菓子も含まれます。

ライター紹介

ライター紹介・マックギネス栗田美和

マックギネス 栗田 美和(NY La Vie代表)

.NPO法人マザーズコーチ・ジャパン認定コーチ
.ウエルビーイング心理教育アカデミー心理教育ナビゲーター・ニューヨークライフバランス研究所ファシリテーター

海外生活20年。現在NY在住、ライフコーチ。ロンドン・東京・NYの国際金融機関でグローバルビジネス歴20年のキャリアを持つ。

自身の経験から学んだ「英語が喋れることがグローバルじゃない」というメッセージをNYから発信。

抱えている問題や現状をポジティブ心理学的視点で科学的に分析、人との関わりや自分の内面の在り方を対話を通して見つめるコーチングスタイルで、ビジネスマインドを持ちながら子育てをする女性たちの横のつながりを支え、国際社会に必要な「違いを認める勇気」「自分で考える力」「自分の言葉で伝える力」の育成に力を注いでいる。

女性のキャリア形成、海外子育てサポートに関する講演会・ワークショップをNYを拠点に展開。海外生活応援・お役立ち情報発信NY La Vie代表。

ブログ:本日もニューヨークなり
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Facebook:ニューヨーク子育てClub
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HP:NY La Vie
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