【海外ライフの専門家が贈るコラム第2回】NYホリデーシーズン3つの風物詩

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海外生活・バイリンガル子育ての助っ人さん、NY La Vie代表・グローバルライフコーチのマックギネス美和です。

飛行機に乗ればほとんどの国に行けます。でも…。

・毎日の生活ってどうなっているの?
・緑茶って飲むのかなぁ?
・海外の旦那様はみんなイクメンって本当?
・本当に家の中でも靴を履いているの?

観光地を訪れるだけではわからない「普通のこと」気になりますね。

国際結婚・海外ワーママ・ロンドン・NY海外生活かれこれ20年。アジア・ヨーロッパ・アメリカ訪れた国は20か国以上。思えば遠くへきたもんだ。

世界三大都市、ロンドン、ニューヨーク、そして東京で一生懸命&地道に働きながら子育てしてるライフコーチがお届けする、飛行機に乗らない・ビザのいらない「海外どこでもドア」通信。知ってみたいなよその国。NY・ロンドンの海外生活事情雑感。

今回は「NYホリデーシーズン3つの風物詩」についてお届けします。

1.クリスマスは静か

クリスマスの飾り

海外のクリスマスは華やかでみんながおしゃれしてパーティが繰り広げられてる。そんなイメージとは裏腹に。クリスマス当日はとっても静かです。

クリスマスは家族が集まる日です。お正月に家族で集まり新年のあいさつをしておせち料理をいただくように、クリスマスは家族が集まりクリスマスのお料理を家族でいただきます。

何時間もかけて焼き上げた七面鳥(ターキー)の丸焼き、ローストした野菜やマッシュポテトなどをグレイビー(たれ)やクランベリーソースをかけて家族でワイワイ楽しくいただきます。

NYでは本物のクリスマスツリーを買って飾り付けをします。日本では12月に入ると路上でしめ縄・しめ飾りのお店が出るように、11月末のThanksgiving(感謝祭)が終わるとすぐ、路上のいたるところでクリスマスツリーショップの業者がお店を出します。

なじみの業者さんと「今年もこの時期が来たね!」という会話もマンハッタンのクリスマスならではの風物詩。

クリスマス前日は大晦日の帰省ラッシュ、さながら民族大移動。おじいちゃんやおばあちゃんの家、実家に戻る人たちで道も電車も大混雑。

道端で売ってるクリスマスツリー↑道端で売ってるクリスマスツリー。好きな木を選んで自宅まで自分で運んでいきます。

 
そしてクリスマス当日。マンハッタンは車の通りも少なく人も少なく、空いてるお店もほとんどなく、がらーんとしています。

クリスマス当日には家族がツリーの下に集まりプレゼントを開けていきます。自分へのプレゼントをあけるのはもちろんのこと、誰が何をもらうかを見るのも楽しみの一つ。家族同士で、なぜそれを選んだか話しながら次々とプレゼントを開けていきます。

サンタさんとトナカイさんのためのクッキーと飲み物↑サンタさんとトナカイさんのためのクッキーと飲み物。クリスマスイブの夜にツリーの下に用意します。子どもたちが寝た後に片付け、クリスマスプレゼントをツリーの下に並べます。

2.全員がクリスマスをお祝いするわけではない!?

クリスマス前は買い物客や街中のディスプレイを見るための家族連れで混雑するマンハッタン。

ロックフェラーセンターの大きなクリスマスツリーは日本でも有名です。

ロックフェラーセンターのツリー

Merry Christmasという言葉よりHappy Holiday! という言葉がいたるところで目につきます。

何故メリークリスマスじゃないの?

実はアメリカ人全員がクリスマスをお祝いするわけではありません。クリスマスはキリスト教のためのお祝いなので、キリスト教以外の人はクリスマスはお祝いしないのです。

ハヌカという言葉を聞いたことがありますか?ハヌカは、ユダヤ民族のお祝いで、西暦ではなくユダヤ歴のキスレブ月(12月ごろ)の25日から8日間お祝いが続きます。2017年のハヌカは12月12日~12月20日です。

ユダヤ系の家庭ではクリスマスツリーは飾りません。ハヌキヤ(Chanukkiah)と呼ばれる燭台の8本の蝋燭を毎日一本ずつ消していきます。

クリスマスソングのようにハヌカソングがあり、学校の年末のホリデーコンサートでは子どもたちによるハヌカソングの発表もあります。いろんな国のホリデーソングを歌うのも人種のるつぼのニューヨークらしいですね。

昨年の娘の学校のホリデーコンサートではなぜか「あられやこんこん」を大合唱していました。娘は何も言ってなかったので大変驚きました。

いきなり日本語の懐かしい歌が聞こえ、英語なまりの日本語で一生懸命歌ってるニューヨーカーキッズが大変かわいらしかったです。

3.ホリデーチップ

クリスマスツリーの飾り

ニューヨークならではの年末の風物詩の一つ。ホリデーチップ。

マンハッタンのアパートは住民が安心して住めるよう見えないところで沢山の人が働いています。日ごろの感謝をこめてお世話になった方々に「ホリデーチップ」を渡すのが習慣です。

来たばかりの時は相場がわからなくてどうすればいいのか、ちんぷんかんぷん。マンハッタンは特にチップをはずむ土地柄です。

多すぎず少なすぎず、の加減がわかりません。同じように戸惑う人もいるのでしょう。ネット上でホリデーチップアドバイスリンクへのアクセスが一気に増えていきます。

ホリデーチップはアパートの管理スタッフの方々のみにとどまらず。出入りの業者の方、新聞配達、郵便配達、懇意にしているクリーニング店の方々に渡す人もいます。

お子さんがいる場合学校の先生はもちろんのこと、学校のセキュリティの方々や事務の方々。習い事をしていれば習い事の先生達。

お世話になった方へのお礼の気持ちが「ホリデーチップ」です。日本で言うところの「心付け」に近いものがあります。

ホリデーチップも重なると結構な支出になります。何かと出費が嵩むのこの時期。お財布的に痛いなぁと思いつつも、渡した時の笑顔を見ると良かったなと思います。

私は必ず、一人ひとりにメッセージを書いています。人数も多いので大変ですが、一年間の感謝を込めてのメッセージを書くことで、一年の締めくくりの心の準備が整います。

働いている方々にとってはボーナスのようなものなので、クリスマス前は全体的に自然と優しい雰囲気が漂います。笑顔が増えるこの時期です。

笑いは福を呼ぶ。国を問わず、笑顔は優しい気持ちになるユニバーサルランゲージですね。

まとめ

家族、友達、コミュニティで関わる人たちへの感謝の思いを伝えるホリデーシーズン。

人種、国、宗教、祝い方は違っても、みな家族や友人に対して同じ思いを共有していると感じる季節です。

おまけ:アメリカとイギリスのクリスマス
アメリカの旗  イギリスの旗
12月24日  通常 通常 クリスマスイブ
12月25日 休日 休日 クリスマスデー
12月26日 通常 休日 イギリスはBoxing Dayの休日

イギリスの旗 Boxing Day(ボクシングデー)
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英国連邦の国々では12月26日はBoxing Day(ボクシングデー)休日です。言葉の由来はいくつかありますが、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから”Boxing Day“と言われるようになったという説が有力のようです。

ライター紹介

ライター紹介・マックギネス栗田美和

プロフィール:マックギネス 栗田 美和(NY La Vie代表)

NPO法人マザーズコーチ・ジャパン認定コーチ
ウエルビーイング心理教育アカデミー心理教育ナビゲーター・ニューヨークライフバランス研究所ファシリテーター

海外生活20年。現在NY在住、ライフコーチ。ロンドン・東京・NYの国際金融機関でグローバルビジネス歴20年のキャリアを持つ。自身の経験から学んだ「英語が喋れることがグローバルじゃない」というメッセージをNYから発信。

プライベートセッション、コーチングスキル養成講座、ポジティブ心理学講座をNYを拠点にグローバルに展開。海外の日本人女性たちの横のつながりを促進し、国際社会に必要な「自分で考える力」「自分の言葉で伝える力」「違いを認める勇気」の育成に力を注いでいる。

科学的に立証された心理学の理論をベースに実践的なコーチングスキルを組み合わせるスタイルで、女性のキャリア形成や海外子育ての悩み・不安への解決法を効果的に見出すサポートをする。海外生活応援・お役立ち情報発信NY La Vie代表。

NY日々雑感 本日もニューヨークなり:http://ameblo.jp/bromton35/

海外生活お役立ち情報発信 ニューヨーク子育てClub:https://www.facebook.com/NewYorkKosodateClub/

海外で生活してみたい方、子育てのヒントが欲しい方。お気軽にご連絡ください。:info@nylavie.com

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