【海外ライフの専門家が贈るコラム第1回】海外で子育てして良かった3つのこと

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海外生活・バイリンガル子育ての助っ人さん、NY La Vie代表・グローバルライフコーチのマックギネス美和です。

飛行機に乗ればほとんどの国に行けます。でも…。

・毎日の生活ってどうなっているの?
・お米やお味噌汁はあるの?
・学校の様子はどうなの?
・日本のアニメが流行ってるって聞いたけど本当?
・海外のこどもたちはじゃんけん知ってるのかな?
・日本食って売ってるの?

観光地を訪れるだけではわからない「普通のこと」気になりますね。

国際結婚・海外ワーママ・ロンドン・NY海外生活かれこれ20年。アジア・ヨーロッパ・アメリカ訪れた国は20か国以上。思えば遠くへきたもんだ。

世界三大都市、ロンドン、ニューヨーク、そして東京で一生懸命&地道に働きながら子育てしてるライフコーチがお届けする、飛行機に乗らない・ビザのいらない「海外どこでもドア」通信。知ってみたいなよその国。NY・ロンドンの海外生活事情雑感。

今回は「海外で子育てして良かった3つのこと」をお届けします。

1.なんてったって「多様性」

外国の幼稚園

世の中にはなんとまぁ、沢山の人種がいるんだこと。初めてロンドンの地に足を踏み入れた時の感想。

ロンドン市内のバスに乗ってざっと見渡しただけでもいろんな人種の人がいることに気が付きます。マンハッタンの地下鉄に乗って耳をそばだててみると、様々な言語が耳に入ってきます。

娘が小さかったころに通っていたロンドンのナーサリーにはロンドンの多様性を象徴する作品がありました。

大きな世界地図に子供たちの顔写真とそれぞれのお父さんとお母さんの国を毛糸で結んで作ったオブジェです。

ロンドンを起点にして広がった様々な色の毛糸は世界中の国々と繋がっていました。

NYにはその国の人たちが集中する地域がいくつかあります。看板も街中で話されてる言語も英語ではないので、どこの国にいるんだろう?と錯覚を起こしてしまいます。

Korean Townに行くとハングル語の看板が目立ち、China Townに行くと中国語が耳に飛び込んできます。

マンハッタン内のイーストビレッジというエリアは日本食関係のお店が多いことで有名です。

リトルイタリーはその名の通りイタリア街ですが、数件、昔ながらの老舗のレストランは健在するものの、ほとんど観光地化されているので目貫通りのイタリアレストランは観光客でひしめいています。

人種・宗教・習慣の違いは身近にあり常に触れている環境は受容の心を育てます。肌の色の 違いや考え方の違いは、自分自身を知るきっかけともなります。

2.やっぱりここ「解放感」

海外旅行に出る家族

駐在員妻に聞きました。ズバリ!海外子育てして良かったと思う点は?機会があるごとに問いかけをしてみると、かなりの確率でこの答えが返ってきます。

「他人を気にしないで子育てができること。」

NYにきてまず気づいた日本との大きな違いは、自分の意見をしっかり主張する人が多いことです。我慢して付き合うという事はあまり見かけません。

苦手なママ友に誘われて気乗りしないけど雰囲気乱すのもという気持ちから「仕方ないから一緒に遊んだ」なんて言おうものなら「なんでちゃんと言わないの?時間の無駄よ」とピシャっと言われてしまいます。

他人の目を気にするより、自分の意見をしっかり持つことにエネルギーを注ぐ人が多い環境なので、あまり気にせず自分らしく過ごしやすいです。周りを気にして遠慮ばかりしていると置いてきぼりにされてしまいます。

自由であることは、自分に責任を持つこと。学校でも、低学年の時から自分で考え、自分の言葉で伝える授業が行われています。

こんな小さい時から自分で考える環境にいるのだから、おのずと自立心も育っていくんだろうなと感じてます。

3.I am proud of you.

黒板にチョークで描かれた家族のイラスト

「いえいえ、もううちの子はいつも行動が遅くて…。」

ついつい言ってしまっていませんか?全くうちの子って…的な発言。

新年度最初の保護者会の際、担任の先生から紙を一枚渡されました。「お子さんのことを書いてください。」

何を書いたら良いのか全くわからず困ってしまいました。周りを見渡すと、みんな嬉しそうに沢山書いてます。中にはイラストを添えてる人もいます。子どもの良いところ、素晴らしいところ、沢山書いているんですね。

一行書くのに必死な私は、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。

保護者の多くが人前で堂々と子どもを褒めます。

娘が学校のScience FairでFirst prize(一等賞)をとった時のことです。

とても嬉しかったのですが、褒められてつい謙遜してしまったところ「First prizeなのに、どうして褒めてあげないの?」と言われてしまいました。

子どもを褒める時によく使う、I am proud of you..という表現があります。直訳すると「誇りに思っているよ」。自分のことをちゃんと認めてくれてるんだと思える、力強い言葉です。

日本では自分の子どもを人前で褒めることに多少抵抗がありますが、しっかりと子どものがんばってる姿を言葉にして応援する点は見習いたいです。

まとめ

ピクニックする親子

海外の子育てと日本とどちらが良いかと、よく聞かれますが、甲乙つけることはできません。日本には日本の良さがあるように、それぞれの国にはそれぞれの良さがあります。

住んでる国の良い面をどんどん見習いながら日本の良さを伝えていき、どの国にいてものびのびと子らしく育ってほしいと願います。

おまけ:アメリカ英語とイギリス英語:セーター

イギリスの旗  It is going to be very cold today. Bring your jumper with you.

アメリカの旗  It is going to be very cold today. Bring your sweater with you.

ライター紹介

ライター紹介・マックギネス栗田美和

マックギネス 栗田 美和(NY La Vie代表)

.NPO法人マザーズコーチ・ジャパン認定コーチ
.ウエルビーイング心理教育アカデミー心理教育ナビゲーター・ニューヨークライフバランス研究所ファシリテーター

海外生活20年。現在NY在住、ライフコーチ。ロンドン・東京・NYの国際金融機関でグローバルビジネス歴20年のキャリアを持つ。

自身の経験から学んだ「英語が喋れることがグローバルじゃない」というメッセージをNYから発信。

抱えている問題や現状をポジティブ心理学的視点で科学的に分析、人との関わりや自分の内面の在り方を対話を通して見つめるコーチングスタイルで、ビジネスマインドを持ちながら子育てをする女性たちの横のつながりを支え、国際社会に必要な「違いを認める勇気」「自分で考える力」「自分の言葉で伝える力」の育成に力を注いでいる。

女性のキャリア形成、海外子育てサポートに関する講演会・ワークショップをNYを拠点に展開。海外生活応援・お役立ち情報発信NY La Vie代表。

ブログ:本日もニューヨークなり
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Facebook:ニューヨーク子育てClub
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HP:NY La Vie
http://www.nylavie.com/

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