急増してる白内障!眼科ナースがお答えする「白内障手術」のメリット・デメリット

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「白内障」は年齢を重ねれば、ほとんどの方がかかる病気だといっても過言ではありません。ここ数年は若い人で患う人も増えてきているそうです。

その最善の治療方法は「白内障手術」です。そのメリットとデメリットについて、眼科ナースの視点から、詳しくお話したいと思います。

1.そもそも「白内障手術」とは、どんな手術?

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目の中には「水晶体」という「レンズ」が入っているのですが、これが濁ってくるのが「白内障」。

手術の際には、レンズが入っている袋に孔をあけて、その中の濁りを取り出し、代わりに「眼内レンズ」という代わりのレンズを入れる処置を行います。

手術そのものに要する時間は10分程度、麻酔も目薬の麻酔だけで可能です。

日帰りでの手術が可能ですが、手術後は1週間程度、洗髪や洗顔が制限されたり、お化粧が禁止されたりしますので、特に女性の方にとっては、術後の方が大変かもしれませんね。

2.「白内障手術」のメリットとデメリット

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最大のメリットはかすみや眩しさがなくなり「すっきりと、見えるようになる」ということ。それ以外にも、手術前にあった「強い遠視」や「強い近視」を改善することができるというメリットがあります。

手術前は、度の強い眼鏡をかけなければ見えなかったけど、手術の後は「度の弱い眼鏡に変えることができる」「眼鏡をかけなくても、以前よりずっと良く見える」という状況に改善することが可能です。

一方、デメリットとしては、「人間の眼に本来備わっている調節力が無くなる」という点があげられます。もし20代や30代で白内障の手術を行うと、選択するレンズの種類によっては術後に「老眼」が起こる可能性があるということです。

もちろん老眼鏡をかければ見えますが、事前にそのことを理解して手術を受けるべきですね。

ただし、手術を受ける方のほとんどは、すでに老眼を経験されている世代なので、あまり不自由を感じないという方が多いようです。

3.「白内障手術」のデメリットを解決する近年の選択

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眼科によって取り扱いの有無はありますが、「眼内レンズ」を「多焦点眼内レンズ」にするという選択も可能です。このレンズを使用すれば、調節力のある人間の眼に近い状態を保つことができます。

つまり眼鏡なしで、遠くも近くもすっきりと見える状態に、限りなく近づけることができるということです。

ただし、このレンズの使用において、健康保険の適応は認可されていませんので、片眼で40万円~50万円くらいの費用を自己負担しなければなりません。

一部の生命保険の「先進医療」の加入により、費用を賄えるケースもあるようですので、加入されている方は事前に調べてみることをお勧めします。

白内障の手術に関しては、罹患する方が多いという事もあって、日々進歩している傾向があります。また、年齢を重ねても、アクティブに行動される方々が増加していることにより、患者様のニーズも向上しつつあります。

最新の情報を取得し、自分に最適な手術方法を選択したいものですね。

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