眼科ナースがお答え!若者にも増えている「白内障」の症状・原因・治療法

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眼科クリニックで、ナースのお仕事をしています。「白内障」は眼科では一般的な病気。年齢を重ねれば、ほとんどの方が経験する病気だといっても過言ではありません。

その症状や原因、治療法について、詳しくお話したいと思います。

1.「白内障」の症状とは?

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やはり、「見えにくい」という症状が一般的ですが、他にも「かすむ」「まぶしい」「近視がすすんだかも?」「ものが二重にみえる」などの訴えで来院される方が多いですね。

注目したい症状に「老眼が良くなって、近くが見やすくなった」という症状があります。これは、白内障が進行したために近視が強くなったことで、一見、老眼が治ったかのようにみえるという症状。

放置していると、どんどん見えにくくなる可能性があるので、速やかに眼科を受診してください。

また、眼科あるあるとして、よく「黒目のまわりに白い輪のようなものができている、白内障でしょうか?」と言って来院される方がいらっしゃいます。

白内障とは別の症状で、一般的には放置しておいても心配はいりませんが、問題となるのはこの症状の名前。「老人環」と呼ばれており、そのままお伝えすると「老人がなる病気なの?」とみなさん一様に不快な表情をされます。

伝え方に気をつかう症状でもあります。(笑)

2.「白内障」の原因とは?

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加齢によるものが最も多いですが、なかには遺伝や妊娠中の風疹罹患などにより生まれつき「白内障」があるケースもあります。

目にけがをしたり、ステロイドを使用したりすることで、発生するケースや、他の目の病気や糖尿病、アトピーなどの全身疾患に伴っておこるケースもあります。

また、白内障の手術を行った後でも、起こることがあり、これを「後発白内障」と呼びます。この場合の白内障はレーザー治療にて、簡単になおすことができます。

3.「白内障」の治療法とは?

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目薬や飲み薬なども処方されてはいますが、効果は気休め程度。最適な治療法はやはり「手術」です。

一昔前なら、手術自体のリスクも高く、症状がひどくなるまで様子をみようという傾向が強かったですが、最近は、不便を感じたら、視力がよくても手術したほうがよいという傾向に変化しています。

実際、眼科医師の多くが、年齢が若いうちに、自身の白内障手術をうけているという現状からも、早期に手術することによるメリットは大きいことがわかります。

また、白内障が進めば進むほど、手術自体もむつかしくなりますので、医師に勧められたけど、決心がつかず、迷っていらっしゃるような方は、定期的に検診を受けることも重要ですね。

まとめ

いかがでしょうか。ご高齢の方が発症することの多い病気ではありますが、若い方でも全身疾患などの既往があれば、発症の可能性はありますので、注意は必要です。眼が見えないということは想像以上の苦痛と不自由を伴うもの。

早めに対処して、適切な治療を行えば、速やかに視力が改善することの多い病気です。面倒くさがらずに、すぐにでも眼科受診されることをお勧めします。

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