今こそ大人女子に読み返してほしい漫画「ベルサイユのばら」の3つの魅力

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発表当時、強烈な旋風を巻き起こしたオスカル旋風。有名ではありますが、ぜひ大人になった女子たちに改めて読み直してほしい名作です。

まず第一にオスカルはれっきとした「大人」の「女性」です。誰にもおもねらず、すっくといつも自分の足で立っています。恐ろしい戦火の中においても、決して信念を曲げません。

炎よりも強い気性。女性だからこそ猶更共感できる種類のものかもしれません。

簡単にあらすじをお話すれば、舞台は革命前のフランス。オーストリア皇女マリー・アントワネットがフランス王室に嫁いだ後に、革命により王室が倒され、民主主義に突入するという壮大な物語です。ほぼ実話に基づいています。

架空の人物、王室お付きの貴族の娘オスカル・フランソワが本編の主人公です。女系で男子に恵まれない父が、オスカルを跡継ぎとすべく男として育てたため、いつも彼女は軍服を纏っています。

しかし彼女は「人はみな平等」という信念を抱くようになり、遂には家、王室、名誉を全て捨てて、名もなき民衆の味方となり革命の砲弾に命を落とすというストーリーです。

特筆すべきは池田氏の絵の麗しさ。その個性ある美しさで、オスカルは華々しくあらわれ、永遠のスターとなり現在に至ります。

1.魅力その1 人間力と共に女子力も強いこと

オスカルはとにかく人に愛されます。アントワネットも、その他の貴族の女性達も、心底オスカルに夢中になるのです。

美しいドレスを纏った彼女達のキュートなこと!この女性らしい美と対比されてこそ、オスカルの美しさも引き立つのです。いつも影のように寄り添うロザリーの存在も、オスカルの人間性を語る上ではとても重要です。

加えて女子力もとてつもなく高いオスカルには、命と引き換えにしてもよいほどに彼女を熱愛してくれる男性が数多く存在します。彼女の影としていつも従うアンドレをはじめ、軍隊で苦楽を共にするアラン、ジェローデル。

誰もが悲壮なほどに彼女を愛しぬくのです。彼女の潔さ、そして隠してもあふれ出る温かな心。それらが人々を魅了するのでしょう。

2.魅力その2 自分に正直に生きる

オスカルは自分の人生に対し、どこまでも正直です。素直に心のまま行動します。恋心抱くフェルゼンに見てもらいたければ、ドレスもさらっと着るし、王家にどんなに恩義があっても、革命が正しいと己が信じれば、全てを捨てて先陣を切って戦いの渦に飛び込む。

彼女にとって「生きる」ということは、苦難の度合いを計ることではありえないのです。でもやはり厳しい環境の中信念を貫けたのは、いつも側で支えてくれるアンドレの存在あってのことでしょう。

彼というオアシスなしには、いくら勇壮な彼女でも実行しえなかったのではないでしょうか。「光と影」はこの作品の大事なコンセプトでもあります。

3.魅力その3 「その後」を大いに楽しめる!

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この作品を読めば、フランスの歴史に多少なりとも興味を持つことは間違いありません。気になった事件を掘り下げて自身で調べてみれば、新たな発見があることでしょう。

大人になった女子には、旅する自由ある方も大勢いるはず。パリに行ったら、アントワネットが囚われた地下牢とベルサイユ宮殿を見比べてみて下さい。

その悲哀がどれほど大きなものだったかを実感することができることと思います。そして何より、この作品のタイトルが「ベルサイユ」を冠している意味を、肌で理解することでしょう。

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