【ナチュラル美容の専門家が贈るコラム第3回】若々しいお肌を育てる、オイルクレンジング・メソッド(基礎編)

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「植物の力で本来の美しさに導く」ニューヨーク式ナチュラル美容の専門家、MIKAです。

米国アロマセラピストとして、ニューヨークと東京でお仕事をしております。こちらでは、自然療法やオイルを用いた美容をテーマに、お贈りしております。

短期的な擬似効果を狙うのではなく、オーガニックもしくはナチュラルの素材や技法をつかって、読者のみなさまとご一緒に、「長期的に美しさを育てる」ことを目指してまいります。

今回は、植物オイルでの、オイルクレンジングについて。

・洗顔のたびにお肌に負担がかかる、つっぱる。
・皮脂と水分のバランスが悪い。カサカサ。ギトギト。
・いろいろ試しても、いっこうに綺麗にならない。
・オイルは苦手。化粧水や美容液に頼っている。

そんな方にこそ、この記事を見ていだくことで、これまでのスキンケアが劇的に見直されると思います。オイルケアを既に実践されているかたも、オイルの選び方が変わるはずです。

以下、
1.オイルクレンジング、どんな良いことがあるの?
2.オイル選びのポイント

をお話したいと思います。

1.オイルクレンジング、どんな良いことがあるの?

洗顔後の女性

オイルクレンジングは文字通り、「ベジタブルオイル」を使って、皮脂や汚れ、メイクを「落とす」ことですけれど、「落とす」というだけが目的でない点がポイントです。

オイルクレンジング(以下OILC)

OILCメリット1:お肌のバリア機能をこわさずに洗い落とせる

メイク用オイル

市販のクレンジング剤の表示を見ていただくと、必ずと言っていいほど、界面活性剤などが入っていて(オイルクレンジング製品でも)、お肌のバリアを壊す原因に。

過度の脱脂でバリアが壊れると肌内部の水分保持をつかさどるNMF(ナチュラルモイスチャーファクター)が急速に減り、乾燥するお肌やアトピーの悪化に。紫外線をカットする力も衰えます。

ズバリ、「お肌の美しさ=バリア機能の強さ」と言えます。バリア機能をしっかりすることで、皮脂と水分のバランスも整った肌に育つんです。

毎回、お肌をクレンジングするたびに、バリアを「バリン」とやぶっていたら…悲しいですね。

オイルクレンジングは、油性汚れを落としながらも、お肌のバリアはこわさず、適度に脱脂せず、油膜を残した状態で洗い上げます。

OILCメリット2:栄養を与える

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化学物質を含まない、植物由来のオイルには、お肌の老化のもととなる活性酸素を取り除いたり、再生、アンチエイジングしてくれる天然のビタミン類、脂肪酸がたくさん。

“丁寧につくられた”ベジタブルオイルには、美容液にも勝る天然の有機微量成分がいっぱい含まれています。

オイルの分子サイズはとても小さいので、毛穴や細胞のすき間から、クレンジングの間にもこれらの有効成分が肌の奥の方へグングンと浸透していきます。(汚れなど大きい分子のものは内部には入りません)

あ、ちなみに!水分は分子が大きいので、肌表面の角質層より下の重要な部分には入らないのです。表面を整えるだけ。

だから、化粧水や美容液(水溶性)で、美容成分をお肌に入れようと思っても無駄。

それが内部に入るというのは、お肌のバリアをいったんバリンと割って入れているのです。長期で綺麗になるはずがありません。

だから、美容液をつけた翌日におはだがぷっくりモチモチになるのに、長く使っても乾燥が進むだけで綺麗にならない。

オイルであれば、その中に存在する美容成分がオイルとともに、お肌の内部に自然な形ではいります。

OILCのメリットは、ほかにも、油性だから同じ油性のメイクや酸化した皮脂の詰まりを取り除くとか、洗い上がって皮脂のなくなった肌(少なくとも30分は皮脂膜が出ない)に膜をはって外部刺激から守る、角栓を取る、ニキビを改善する、添加物が入らなくて安全、などなどあるけれど、長くなるのでとりあえず次へ!

2.オイル選びのポイント

美容オイルでケアする女性

クレンジングには、クレンジングに適したオイルがあり、肌質によって、体質によっても、適したオイルが変わります。

美容オイルとして使えるオイルには、50種類ほどがありますが、そのそれぞれ色や香りだけでなく、お肌へ浸透時間、テクスチャー、適した肌タイプ、栄養成分などが異なります。用途や肌質にしたがって選びます。

オイルの選び方1:クレンジングには浸透の遅いオイルを使う

オイルの分類表

肌表面にしばらく止まり、汚れを浮かせるために、浸透の遅いオイルを選びます。油分が多いオイルが浸透が遅いオイル。

よくクレンジング素材に使われるオイルは、
キャスターオイル(Caster oil)、
マカダミアナッツオイル(Macadamia Nut oil)、
ヘーゼルナッツオイル(Hazel Nut oil)、
スイートアーモンドオイル(Sweet Almond oil)、
アプリコットカーネルオイル(Apricot Kernel oil)、
ピーチカーネルオイル(Peach Kernel oil)、
ホホバオイル(Jojoba oil)、
オリーブオイル(Olive oil)、
サンフラワーオイル(Sun flower oil)、
グレープシード(Grape Seed oil)、
アボカドオイル(Avocado oil)
などが代表選手です。

*ホホバオイルは正確には、オイルではなくロウの分類で、ロウは皮脂膜の構成物質の1つ。お顔をラップして水分のロスを防ぐオクルーシブ効果に優れて、個人的には洗顔後の保湿により向いていると思います。(まれにお肌に合わない方もいらっしゃいます)

オイルの選び方2:肌タイプで選ぶ

スキンケアをする女性

写真のスケールは「ドライ←→オイリー」での分類ですが、オイルの氷点温度の違いでだいたいがどちらの特性向きかこのように分類できます。

ここに敏感肌かどうか、マチュアスキンかどうかという視点を入れると以下です。コンビネーション肌のかたは、真ん中から始めてみてください。

敏感肌向け…スイートアーモンド、アプリコットカーネル、ピーチカーネル
マチュアスキン…マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、アボカド

(*美容オイルセラムの選び方になると、これに体質や利用目的といった選択軸がはいりますが、それはまた別途!)

オイルの選び方3:できるだけ2種類以上をコンビネーションさせる

様々なオイル

アロマの精油もそうですが、2種類以上をブレンドすることで栄養素、テクスチャーなど相乗効果がでます。

キャスターオイルはどちらかというとドライスキン向きですが、ベースにしてほかのオイルと組み合わせるとバランスがよくなりますし、使い続けると肝斑を薄くするとも言われています。

例えば、ドライマチュア敏感肌(私の場合)…「キャスター×アプリコットカーネル×マカダミアナッツ」の黄金3トリオ♪

ナッツ類にアレルギーのある方は、ナッツ類以外を選んでください。
(*日本で製造される美容オイル製品は、ナッツアレルギーの観点が少ないので、かなりの頻度で入ってます)

ニキビや吹き出物のできる方は、オレイン酸を多く含むオイル(オリーブオイルなど)で角栓ができやすい場合があります(私、そうです)。

基本的には、1対1対…の割合でブレンドして混ぜてお肌にのせて使いますが、乾燥が強い方は、ドライ肌向けのオイルを多めにする、オイリーなかたはその逆と、調整していくと最適なマイオイルになっていきます。

また、合わない場合は別のオイルを試してみるのも。

オイルの選び方4:上質なオイルを選ぶ

オリーブオイル

本当は1番大切なポイントです。

上質なオイル
(1)栄養素のしっかり残ったコールドプレスの、
(2)オーガニックで、
(3)添加材で脱色や脱臭処理されていない、丁寧に手間暇かけてつくられた、
(4)「美容レベル」
のオイル、を選ぶこと。

脱臭・脱色されて栄養成分の死んだオイルがいかに多いか…。

ちなみに、食用は使わないでください(といっても、実はいろいろな実情があるので一概には言えませんが)食用は、胃腸の消化液が守ってくれる分、強い成分が残っています。

日本の場合、コスメティック用オイルの方が検査基準が厳しくされています。

<ご注意>
・容器は、菌が繁殖してしまわないように毎回、綺麗に洗ってできたら消毒してつかってください。
・自然素材を使いますので、すべてのかたに合うとは限りません。お肌の敏感なかた、アレルギータイプの人は特に、パッチテストを行ってからご使用ください。自然素材は微量に様々な成分を含みますので、アレルギーのないかたも、お肌が元気な時につかうことをオススメします。

さぁ、次回はいよいよ具体的なやり方を。

「若々しいお肌を育てる、オイルクレンジング・メソッド(実践編)」としてご紹介します。

ライター情報

ライター紹介MIKA

MIKA

一般社団法人Blooming Aroma 代表理事。

米国ARC認定アロマセラピスト。
バッチフラワー国際プラクティショナー(BFRP)。
慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻(東洋美学)卒業。経営学修士。

シンクタンクのコンサルタントを経て、渡米を機に自然療法スクール、Mika Natural Healing School(現:Blooming Aroma)を主宰。ニューヨークにて活動を広げる。香りを用いた「なりたい自分になるアロマ」セラピー「Blooming Aromatic Therapy」を開発。
禅や香道の哲学を埋め込んだ和式アロマを伝えていきたいと、ニューヨークと東京にて活動中。オリジナル化粧品プロデュース。日本の有機農業を推進するNPOとともに、オーガニックを推進する活動にも取り組んでいます。

・Blooming Aroma のホームページ
http://www.bloomingaroma.com

・Blooming Aroma Facebookページ
https://www.facebook.com/BloomingAroma/

・Blooming Aromaワークショップなどの情報
http://peatix.com/group/32990

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